読者様でいらっしゃるあなたはこれから、
アフィリエイトを始めようと考えておられるか、
少なくともアフィリエイトにご興味をお持ちですよね。
タイトルにも有ります「売上」。
送り仮名の付いた「売り上げ」は、ご存知の通り、
「(主に半年間など、ある一定の会計期間に)
商品やサービスを販売し、その対価として得た金額の総称」
の意味を指します。
一方「売上」は、意味は同じなのですが、こちらは、
簿記等で言うところの「勘定科目」(かんじょうかもく)、
その名であり、「係数管理」的感じの強い、仕事用語です。
収益を得てお金を稼ぐ事が目的のアフィリエイトは、
紛れも無く、一種の運営する仕事、ビジネスと言えます。
そうです。
あなたは今まさに、従来のお勤め先等で経験された、
お仕事とはまた別の「ビジネス」を、知ろうとされています。
そしてビジネスとは、言うまでも無く「戦い」でもあります。
話は変わりますが、古代中国の軍備思想書・
「孫子の兵法」の中に、有名な次のくだりが見られます。
『彼を知り、己を知れば、百戦して殆うからず』
読み下し : かをしり おのれをしれば ひゃくせんして
あやうからず
(相手方を理解し、そして自らをも理解すれば、
多くの戦いを交えるとも、何も不利な事は無い)
ここです!
…と、あなたはこう、言われる(思われる)かも知れません。
↓
「えぇ~… 俺は、アフィリエイトをする、まさに我が身のこと、
それが学びたいんスよ。相手さんに興味はござんせん!」
おぉっと! まあ、そう仰有らないでください。
アフィリエイトを「される」、広告主さん」側、
そこを知る事に依って、あなたの学習、引いては、
アフィリエイト実践の道は、何倍にも強化されますから。
今回は、Web上にあまた有る、あなたの様な、
アフィリエイトを「実行する」方の立場からの記事ではありません。
アフィリエイトを「される」側、即ち「彼」を知るための記事です!
アフィリエイトの売上を左右する物「成果確定」
アフィリエイトを実行する側、即ちアフィリエイターが、
何よりも心待ちにされて居るのは、売上を左右する
「成果確定」
結論的に、これに尽きます。
そしてあなたが仮に、アフィリエイトの機会提供の側だとして、
「実行する」方の信頼を得るのに必要なのは、
「誠実で、かつ慎重な対応」
です。
また残念な事に、「不正注文」が発生する事も少なくありません。
即ち、第三者への成りすまし注文、または、
代引き手数料商品の、商品を受け取らない、
そして成果報酬だけを、まんまと掠める事などです。
そうした不正注文への対応策も、準備されて然るべきです。
アフィリエイトを実行する側は、ご自分達のブログ等に、
読者様のリストを集め(集客)、通販サイト等に代表される、
EC(Electric Commerce)サイトへお客様をご案内しますが…
成果が発生したとしても‥
その時点ではまだ収入(売上)にならないのです。
先ずは「未確定」となるのですが、それはあなたの様な、
アフィリエイトをされる方経由で、注文は発生しました。
ところが、
広告主がアフィリエイトをされる方に成果を支払う作業、
即ち「支払いの不履行」の段階に留まっているからです。
アフィリエイト・サービス・プロバイダ(ASP)に依っては、
ほぼリアルタイムで、遅くとも翌日以降の数日以内には、
注文の発生元がどの広告主であるのかを…
アフィリエイト管理画面の「未確定レポート」で確認可能です。
解り易く書きますと
「アフィリエイトを実行する側に於いての管理画面」
「未確定報酬額」の金額←「未確定」と表示
アフィリエイトをする側の立場で考えますと、
この「未確定」が「確定」となって、そして初めて、
自らの売上となる事が最大モチベーションです。
その「ヤル気」を維持するためにも注文確定後に即、
商品が発送され、お客様の商品受取と入金を確認したら、
早めに成果確定を行い、売上として欲しいものなのです。
それがお互いの、一番大事な「信頼関係」に繋がりますから。
アフィリエイト売上の仕組みの要「成果確定」の注意点
アフィリエイトをする側の管理画面では、どの広告主から、
何月何日に未確定が発生したか確認できる仕組みです。
「早く、“売上”になります様に…」
と、確定を心待ちにされている方を長期間に渡って、
未確定のまま放置する事は、
「おや? この広告主さんは、いつまで待っても、
確定作業をしてくれないな…(懐疑調)」
と言う印象を与えてしまいます。
場合によっては、
同業他社では成果確定(売上化)を即時に行う広告主が居れば、
「こりゃ乗り換えやな。広告リンク貼り替えしよう~」
となってしまう事も、当然あります。
ところがです。早く成果確定をすれば、
アフィリエイトをする方には売上で喜ばれるとは言え…
商品発送の度に成果確定作業を行っていますと、
問題になるケースが幾つか有ることも、事実なのです。
例えば住宅相談の面談など、来店を成果とする場合、
注文が発生してから来店までの期間がある等ですが…
未確定のまま、長期間待たせてしまう可能性が有りますよね。
「注文後30日以内の来店」とか、ルールを決めて、
「期日内に来店履歴が無かった場合は、
キャンセルとして扱いますのでご了承を…」
と言った対応も、検討する必要が有ります。
次に商品注文の場合ですが、
「注文時点での成果(売上発生主義)」
とするのか、或いは、
「商品発送時の成果(出荷基準主義)」
とするのか…
万一、お客様都合によるキャンセルが発生した場合、
アフィリエイトの成果(売上)もキャンセルとする、
「入金確認後、キャンセル期間の終了後の成果」
とするのか、あらかじめルールを決めておくと良いでしょう。
(上記、かなり理解困難かと思いますが、商人になったつもりで、
頑張って反復熟読、熟考なさってみてください)
他に、旅行の予約など、実際の利用日までの期間が長い場合、
会員登録、資料請求のプログラムの場合など、諸例ありますが、
ここでは省略します。ご興味のある方は検索され、研究してください。
まとめ
先述しました不正注文に付いて触れ、締め括りの替わりとします。
発送先住所が存在しなかった、
代引き商品を受け取って貰えなかったり…
そう言った事も。注文確定を商品発送時にせず、
発送から一定の期間をおいて、返品が無い事を、
確認してから成果(売上)確定を行うと良いでしょう。
「成果報酬率50%以上!」等と、
高額に設定している場合は、実質的に値引きになりますので、
アフィリエイトを利用して繰り返し注文される可能性があります。
「新規お申込のみ」
「初回購入時のみ」
等のルールを設け、1回のみの成果として、二重注文を防ぐのです。
この様に、不正も色いろ有るのですが、
即提携解除、と言うのも考え物です。
こうした案件に付いては、ルールに沿って対応しますが、
アフィリエイトをする側のルールの理解不十分の場合も有ります。
ですので、
「不正かも知れない…」
と言った思い込みにより一方的で、
即提携解除を行うのではありません。
ASPや、または直接連絡が可能ならば、
アフィリエイトを実行する側に、先ずは期日を設けて、
問合せを行う方法もアリです。
もしかしたらこれが縁となり‥
ファン(= 今後の売上)として抱え込めるかも!